2008年4月28日月曜日

TAIMEIKEN

地下鉄東西線の日本橋駅から3分くらい歩いたところに「たいめいけん」という洋食屋さんがあります。2階建ての作りで1階と2階ではメニュー構成がまったくちがうお店なのですが、1階はカジュアルな洋食レストランといった感じの比較的リーズナブルなメニュー構成です。中でも目を引くのが名物メニューのコールスローとボルシチの価格が50円というところでしょうか。それ以外の価格は他の洋食屋さんに比べて少し高めなのですが、この50円があることによってとてもリーズナブルな感じがしますね。このお店にはタンポポオムライス(1850円)というメニューがあるのですが、その名前の由来は映画「タンポポ」に登場した料理で、その監督である伊丹十三さんが自宅で作っていたオムライスだからだそうです。このタンポポオムライスですが、ケチャップやバターを利かせた少しマイルドなチキンライスのうえにプルプルの半熟オムレツが乗っていて、そのオムレツの中央にナイフを入れると中の半熟の部分がご飯の上にトロ~ッとしみこみます。卵も上質なものを使用しているのが分かるほどの濃厚な味です。ただ、この素材だけに対して1850円というのは少し割高に感じますよね?しかし、コールスローとボルシチを注文しておけば誰しもが納得しておいしく食せるはずです。2階部分は洋食屋さんではなく洋食レストランとして本格的な料理を提供しています。素材の一品一品の鮮度やその仕込み、ソースなどの仕上げも手間ひまをかけて行っていると評判です。メニュー例をあげると、前菜盛り合わせ(2100円)、小海老カクテル(3200円)、コンソメスープ(1300円)、鮮魚のムニエル(3200円)、車海老のフライ(3500円)、帆立貝のコキール(3200円)、鮑のコキール(3500円)、タンシチュー(3200円)、ビーフコロッケ(2100円)、チキンライス(2100円)、スパゲッティ(2100円)、カツサンドウィッチ(2400円)、ステーキ丼(3000円)そして小皿料理を沢山食べさせてくれるコースが各種そろっています。どの料理も手抜かりはないようで味の評判がとてもよく、洋食レストランとしては確かな位置を築きあげています。デートで行くのもいいと思いますし、お祝いの席なんかにもぴったりな一店なのではないでしょうか?

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