2008年6月5日木曜日

Reikasai

世界中からの来訪者を虜にしてきた北京の由緒ある名店、「厲家菜」(レイカサイ)が六本木に進出し、好評を得ています。エントランスに入ると、大胆な花のしつらいとあでやかな衣装が飾られています。高い天井で清潔感が溢れるシンプルデザインの個室はくつろげる広さです。清王朝時代から伝わるレシピは、美食家であった女帝、西大后が普段食していた料理を再現したもので、「厲家菜」にのみ伝えられていたため日本ではここでしか味わえません。場所は港区六本木にある六本木ヒルズのけやき坂通りで、地下鉄六本木駅から徒歩5分くらいの所です。営業時間はランチが11:30から13:30で、ディナーが18:00から20:30で、混雑するのはランチの時間帯です。料理はコースのみで、まず前菜が出され、その後に一皿ずつ料理が運ばれてきます。そして最後にはデザートですが、料理には化学調味料を一切使わず、季節感を重視し、栄養バランスを考えて、一品一品が丁寧に作りだされたものばかりです。高級食材もふんだんに使用していますが、真の素材のよさや持ち味を十分に生かすことに重きを置いており、その味は非常に上品な味わいです。ランチの時間帯のコースには、前菜10品、主菜3品、スープ、デザートの「10500円のコース」と、前菜12品、主菜3品、スープ、デザートの「15750円のコース」があり、これは一人分の値段です。ディナーの時間帯には、前菜15品、主菜3品、スープ、デザートの「21000円のコース」、前菜15品、主菜4品、スープ、デザート2品の「26250円のコース」、前菜10品、主菜、4品、スープ、デザート2品の「31500円のコース」、前菜15品、主菜5品、スープ、デザート2品の「36750円のコース」、前菜15品、主菜6品、スープ、デザート2品の「47250円のコース」があります。コースの内容は、牛フィレ肉の揚げ物や、乾し鮑など、ボリュームのある料理もあるのでかならず満足するでしょう。店内に一歩入れば日常と切り離された清王朝時代の世界、舌が喜び、会話も弾む絶品料理、ここぞというときには是非利用したい場所です。

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