2008年5月3日土曜日

konakara

2007年の4月に、新丸ビルの開業と同時にオープンした「こなから(新丸ビル店)」というおでん屋さんがあります。場所はもちろん東京都千代田区丸の内にある新丸ビルの中で、「こなから」は5階に店舗を構えています。カウンター席が30席で、テーブルが8席という平均的ともいえる広さの店内は和を意識しつつも清潔感を保った内装が好印象です。料理は当然素材の鮮度にこだわり、見た目も美しく盛り付けてありとても食欲をそそります。メニューは、じゃが芋や、かぼちゃ、さつま芋、里芋、あんこ玉、おこげ、れんこん餅、手作りはんぺん、いわしつみれ、さつま揚げ、鶏スパイスつくね、椎茸しんじょう、京がんも、すいとん、はんぺん、さつま揚げ、これら一つずつ手間ひまをかけて丁寧に作ってあるものがどれも300円。素材を吟味して作った「厳選素材おでん」がなんと毎日取り寄せているという「たまご」や、だいこん、こぶ、餅きんちゃく、京揚げ、みず菜、京湯葉、きくらげ、こんにゃく、糸こんにゃく、関東すじ、白ずいき、ちくわぶ、と中には滅多にみることのできないような変わり種もあり、とても豊富なメニューです。このおでんは素材はもちろんのこと、そのダシも格別で、昆布、カツオ節、サバ節、に大分産のどんこ椎茸の軸をつかっての関西風なのでくどさがなく、飽きることなく食べることができます。また、一品ものも揃えてあり、新鮮なかきおでんに仕立てた「かきおでん」(1050円)、こちらは他のネタとは別の鍋で作るため、かきの旨みがたっぷりとしみ出たつゆが魅力です。その他では表面は香ばしく、中はとろっとしたシンプルな味わいの「長芋の塩焼き」(740円)は八丁味噌、赤味噌、白味噌をまぜた味噌や、抹茶塩との相性が抜群です。その他には、関西風のダシ巻き玉子(850円)、自家製のいかの塩辛(630円)、久米島産の天然もずく(525円)、なすみょうが(735円)、きゅうりみょうが酢(735円)、神田明神天野屋さんの月見納豆(840円)、なすの揚げだし(735円)、ゆばのお刺身(840円)、お漬物の盛り合わせ(735円)ほか一品物もかなりのこだわりと品揃えを誇っています。しかもさっぱりとした料理が多いため、是非とも日本酒をちょびちょびやりながらいろんな料理を味わいたくなってしまいます。

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