2008年5月1日木曜日

Ichiran

みなさんは「一蘭」というラーメン屋さんをご存知でしょうか?最近お酒を飲むといつも一蘭のラーメンが食べたくなってしまうので、少し一蘭について書いてみようと思います。このお店は現在全国にチェーン展開しているのですが、その創業は1960年の福岡県福岡市の1号店からです。スープはお客さんが味を調節できるスタイルのとんこつスープで、麺は固さを指定することができる細麺のとんこつラーメンです。一見スタンダードなとんこつラーメンに見えますが、本場九州のとんこつラーメンがすごいとんこつ臭を放つのに対して、ほとんど臭みがないのが特徴の一つです。スープもその他のとんこつラーメンに比べてかなり深みがあるわりには後味はあっさりしています。この味は生粋のとんこつラーメンファンからすると邪道とも言われかねませんが、私は好きです。実際私の知人で、あまり一蘭が好きでない人もいます。そして、このお店が一般のラーメン屋さんと決定的な差別化を図っている要素がそのオーダーシステムと席の配置です。簡単に言えば一人で食べる専用のお店です。(もちろん数人で行っても大丈夫ですが、あまり会話できない雰囲気です)なぜなら1席1席がしきいで区切られているからで、おそらくこれは人見知りな人への配慮だと思います。注文方法はまず食券を買うのですが、席に着いたときに自分の好きな味を選択します。その選択肢は、麺の固さ(超かため、かため、基本、やわらかめ、超やわらかめ)と、スープの濃さ(あっさり、基本、こってり、超こってり)と、にんにくの量(なし、少々、基本、半分、1個)と、ねぎの種類(白ねぎ、青ねぎ、両方)と、チャーシュー(あり、なし)と、辛さを調節する秘伝のたれ(なし、2分の1、基本、2倍、それ以上)です。私はいつもほとんどが基本で、麺だけかためにしています。私は味にこだわったお店であるならその店主が試行錯誤した結果のものを食したいと思っているタイプです、なので普段はほとんど薬味も使うことはありません。ただ、この一蘭は味もけっこう好きですし、このオーダーシステムも味にこだわりがある人に対しての配慮だろうと思います。次に飲んだあとは久しぶりに一蘭に行ってみます。

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