2008年5月17日土曜日
Ra-MEN ICHIFUKU
味噌ラーメンというものはどこで食べてもおいしいような気がしますが、実はそんなことはありません。使用する味噌も違えばその分量も違う、また具材は何を使うかによっても味のバランスがかなり変わってきてしまいます。本来日本人は味噌が好きなので、どんな味噌ラーメンを食べてもおいしいと感じるでしょうが、そんな中でもワンランク上の味噌ラーメン屋さんは確かにあります。その代表格と言ってもいいのが、東京都渋谷区、都営大江戸線、初台駅より徒歩15分の所にある「一福」です。車で行くにも、電車を使って徒歩でいくにも、不便な場所にあり、営業時間も11:30~14:00と18:00~20:30頃と、とてもトリッキーな時間です。しかしそれでも一度は足を運んでおいたほうがいいと言えるラーメン屋さんだと思います。主なメニューは、「醤油らぁめん」(650円)、「塩らぁめん」(680円)、「ぴりか(醤油)らぁめん」(750円)、「味噌ぴりからぁめん」(800円)、「ちゃぁしゅうめん(醤油)」950円、「ちゃあしゅうめん(塩)」(980円)、「味噌ちゃあしゅうめん」(1000円)、「醤油つけめん」(700円)、「塩つけめん」(700円)、「味噌つけめん」(750円)、「囲炉裏麺」(1050円)です。中でもおすすめなのが「味噌ちゃぁしゅうめん」で、味の向上に余念がないおかみさんが、味噌ラーメンの本場、札幌に何度も足を運んで改良を重ねながら誕生したそうです。味噌が持っているやわらかな甘みの中に深いコクと旨みがしっかりと主張しています。味の軸となっている味噌タレは、信州のつぶ味噌や、長崎の麦味噌など数種類の味噌をブレンドしているとか。おかあさんの作ってくれる味噌汁を思い出させてくれるようなとてもやさしい味わいのスープが特徴で、これが絶対に他のラーメン屋さんでは出すことのできない味なのです。もも肉のチャーシューも脂身を落としてあり、しっとりと柔らかい味わいです。基本的に値段が高いラーメンはどんなに美味しくても食べる気にならない私ですが、この「一福」の「味噌ちゃあしゅうめん」には1000円という値段も納得してしまいました。アクセスの悪さを懸念に思いつつも、また足を運びたいと思ってしまうラーメン屋さんです。
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