2008年5月6日火曜日
monjya
鉄板の上でジューッと音を立てて焼き上げていく「もんじゃ焼き」。もんじゃ焼き屋さんに行くとまるでお祭りに来たかのような楽しい気持ちになることができます。今日は月島にあるもんじゃ焼きの人気店である「はざま」というお店を紹介します。このお店は東京都中央区の地下鉄有楽町線、または都営大江戸線の月島駅から徒歩5分くらいのところにある、開店から30年以上も営業している老舗です。このお店のもんじゃのベースとなるのは、複数の野菜と鶏でとったダシにソースを加えて味付けしたもんじゃ汁。そしてキャベツを最後に刻むことによって甘みをひきだすのがこのお店のカラーとなっています。築地市場が近いため魚介類も充実しており、中でもあさり焼きはこのお店だけの名物メニューだそうです。それでは、このお店のもんじゃ焼きの手順です。まず、お椀を水平に持ち、汁がこぼれないように鉄板に具だけを落とします。この際少しでも汁がこぼれてしまうと蒸気がでてとても熱く、最悪火傷します。そしてそれをへらで混ぜ合わせながらかるく炒めます。ここでキャベツを刻むのがスタンダードのようですが、ここ「はざま」ではそれは邪道です。そして全体に火がとおったのを確認したら具を中央に寄せて土手を作る準備に入ります。全部集めたらその真ん中に穴を空け、それを広げていきますが後で土手が崩れてしまわないように注意してください。土手を作ったらお椀に残っているダシをよく混ぜて土手の中に流し込み、しばらく待ちます。ダシ汁がぐつぐつと泡立ってとろんとしてきたら、外から土手を崩して全体を混ぜ合わせます。ここで初めてキャベツを刻むのが「はざま」流で、これによってキャベツの水分をダシ汁に含ませることができるため通常の手法よりも甘みが増します。歯ごたえが残る程度にキャベツを刻んで全体を混ぜ合わせたら丸く広げて焼き上げます。そして裏側が少し焦げてきつね色に焼きあがったら完成です。あとは火を弱くしてはがしですくって食べます。このお店にいったらまず注文するのは当然看板メニューである「はざまもんじゃ」(1450円)です。豚、たこ、生イカ、コーンなど9種類の具が入っていてボリューム万点です。ワイワイと楽しく食べることができるのがもんじゃ焼きの大きな魅力ですよね。
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